一響屋さんの胡麻豆腐とおからアンダーギー

ちょっとアレな写真でごめんなさい今年の二月にちょっとオサレな豆腐屋が中道通りにできたよ、とは聞いていて雑誌でもケーブルTVでも紹介されていたので、行こう行こうと思いながら季節は巡り、桜の花びら舞い散る小路を抜け、放置自転車と横並びにちんたら歩く人は死ねばいいのに、と避けながら目的のお店に着きました。


お店の名前は一響屋(いちひびきや) さんといいまして、この死にたいくらいに憧れた花の都大東京でひとりでは解けない愛のパズルを抱いている方ならすでにご存知、という話題のお豆腐屋さんです。厨房に立つ頑固店主さんらしき男性と、若女将のような女性がきりもりする小さな店内にはカフェも併設されていて、できたてのおいしいお豆腐料理を頂くことができます。


ちょっと覗くつもりが物腰柔らかな女将*1に絹豆腐の試食をすすめられ、いただきましたらこれがやはり市販のそれと違い水っぽさがなく、どっしりとした食感で非常に食べ応えがあります。ああ、やっぱり専門店のお豆腐は贅沢だなあ、おいしいなあと藤岡弘、さんのようにしみじみ絶賛しておりましたら、胡麻豆腐とおからアンダーギーまで試食させてくださいました。自慢ですが私はよく『食べっぷりが奢りたくなる』といわれます。


胡麻豆腐は豆腐というよりもはや胡麻プリンのようななめらかさ。女将も黒蜜をかけておやつにもどうぞとおっしゃってましたが、醤油をちょっとつけてご飯のおかずにも十分なります。おからアンダーギーはおからを使った揚げ菓子です。これも豆の風味がぎゅっと詰まっているのと衣の甘さが合わさっておいしいのです。冷めてもおいしいのが嬉しいところですが、できればほんのり温めたほうがよりおいしいと思います。


ほかにも今回は買いませんでしたが苺やチョコ味のお豆腐アイスも扱っています。機会がありましたら是非一度食べてみてくださいませ。

*1:だと思っているだけ