飾れない自分 プライスレス

コウダさんに椅子取りゲームで負けたワケではけっして無い浜崎さんがアジアツアーで多忙を極める中、平和ボケの日本ではコウダさんが伸び伸びと活躍されておりまして今日も今日とてヘイヘイヘイに出演しているのですけれども、このコウダさんを拝見するたびに羨ましいなあと思うのは爪だの目だのをいじくり倒せている事です。私の爪がなんでかしらないけどまあ割れる割れる。ちょっと引っ掛けるとすぐ割れるのです。付けマツゲとかも上手く付けられなくって断念。そしたらアレって買ったまま付けるんじゃなくって、付けられる長さにカットするんですってね。三十路ちかくの今になって知りました。ほんと、せっかく女に生まれたのに女だから楽しめることをほとんどやってない気がします。日々努力を怠らないオカマさんに大変申し訳ない。

そしてコウダさんを見るたびにある女友達の事をいつも思い出すのですけれど、まだ私たちが独身だった頃にその友人が彼氏と別れたばかりで”『男ってのはしかしまあ・・』という話を聞く飲み会”をしたんですけれども、カウンターで隣り合って座り物凄く真剣に語り合っていた時、彼女の『あっ。』という呟きと同時に突然目の前へ爪が飛んできて心臓止まりそうになった事がありました。以来ちょっとやそっとじゃ驚かなくなったんですけれども、でもなんでこんな道の真ん中に靴が揃えて置いてあるのかしら・・というのに出くわすと未だに心がざわつきます。