久しぶりに夜更かし

娘ができてからというもの『どうぞのいす』つう絵本を読み聞かせながら寝かしつけしている間に一緒に寝てしまうので、この時間に日記を書くなどめったに無くなってしまったのですけれども、無音の部屋の中でキーボードを打つとカチャカチャうるさいもんだなあと気づかされました。寝入りばなの相手にコレが原因でパソコン捨てられるお家があるようですが、正直それも解らなくないような気もしないでもないような。いやでも、やっぱそれはやりすぎだと思いますけども。

それで久しぶりの夜更かしついでにゆっくり『一の蔵』なんか呑んでいるわけです。宮城のお酒なのですけれど、これはクセが無くってとってもまろやかで呑みやすいですよ。ビールは普段からあまり飲まないほうで、飲み屋でもかけつけに一杯やるくらい、あとはだいたい日本酒があればそっちに切り替えてしまうのですけれども、私の行く先ではあんまり一の蔵って見かけないので残念です。おいしいのになあ。

会社勤めしていた頃は上司の方に仕事が終るとほうぼう連れて行ってもらって、利き酒なんてよくさせてもらっていたのが今では大変よい思い出になっているんですけれど、一部の若い人に伝え聞くと時代が変わったのか今はあまりそういうのしないみたいですね。それもなんだか寂しくなっちゃったねえと思いますけど、というのも何年もたってからこうしてたまにあの時食べたアナゴの天ぷらうまかったなーとか、塩に山椒まぜたヤツつけて食べた鳥唐揚げのうまさは異常だったなーとか思い出してお酒が呑みたくなることがあるからです。ああでも別に上司と行かなくても思うときは思うか。そこらへんライトな感覚の人が増えたから行かなくなっちゃったのかな。かといって時々この『上司と行った』という事が大切なポイントだったりする時もあるのですよ。