歳をとればわかるんだけどね

バグだらけで話題のゲームのプランナーさんが21歳とお若い方で、作品に対してのなんやかんやをミクシイで熱く愚痴っているのがミクシイ外に出てしまっていて、彼は今頃、北の大地で試されているのかしら・・とお空を見上げて思いを馳せは全くしてなくって、今日はそれどころじゃなかったんですけども、会社入ってやる気ある頃だとついつい熱くなって”良かれと思ってあえて愚痴る”とかしちゃうんですよね。私の過去にもなんでかそんな熱い時があって、先輩と飲み屋でぐちぐち話すぶんには構わないんだけど、その想いを上の偉い人に伝えちゃうとか伝わっちゃうような事になるのは、浅かったなあ、若かったなあと恥ずかしくってしかたありません。

その熱いサマを見ていた周りの先輩が『歳をとればわかるけど、そこをあえて黙って働くのが会社ってもんなんだよ』と言っていましたが、そのとおりかも。今振り返ると考えはすごく熱いけど、技量が追いついてなかった。言える立場じゃなかったなあ、と思います。言える立場になった頃にはだいたい会社に飲まれちゃってそういうもんなんだと納得して熱いことは言わなくなるんだと、だけどその頃まで耐えて言わないでおいて時が来たときにしっかり言う人で且つしっかりした仕事できる人がきっと出世するんだなあ、そんでプロジェクトXとかカンブリア宮殿とかで紹介されたりするんだろうなと思います。

今のお仕事を続けていきたいけどなにか言いたい事がある技量のない人は、もうすこし技量をつけて歳をとってから言っても遅くないと思うので、ここはぐっとこらえて励んでください。私も堪えてれば今頃いろんな仕事の方法を知ってたんだろうなあ、と後悔しててもしょうがないので自分で模索しつつお洋服つくりを励んでいこうと思います。そうそう、わたし最後はやっぱりお洋服つくってご飯食べたいんです。