アレは気がつくとこれも悪くないかなーと思わせる仕事でした

ずっと更新もせずひたすら何をしていたかと言えば今日も今日とて検索に引っかからないようにフヤカシてお話しますけども、今わたくしがしているお仕事というのは自転車の荷台にアホほどとある体によい飲み物を積んで皆様にご提供して周っておりまして、そのお仕事のほかに家事と育児に追われてまあまあ楽しく暮らしていたんです。初給料はとりあえずとにかくワリにあわねえ仕事だなと新人さんたちだけでグチを言い合う呑み会に消えました。みんながみんなグチグチしててとても楽しかったです。


知らない方もいらっしゃると思いますが、このお仕事は販売員が一度商品を買い取り、それをお客さんに買っていただいて、その売り上げのうちの何パーセントかをお給料として貰えます。ですから正直充てられた担当地域が収入を左右すると言っても言いすぎではないかもしれません。ありがたいことに私の地域はお客さんの数が少なくとも1軒でたくさん買っていただけるので、そんなにリキまずともそれなりのお給料がいただけますから良かったなあと思っていますが、なかには収入のためにどんなにお客さん作りに励もうとも建設中のマンションだらけだったり、不在宅の多い地域に充てられてどないせえっちゅうねんいう販売員さんもいるわけです。ノルマはありませんが、お給料がたくさん欲しい人はそれなりの顧客獲得に励まないとなりません。だからキリキリマイしているひとはほんとにキリキリマイしています。


そうこうしていざ雨天構わず連日働いてみて、なんだコノ仕事はまったくワリあわんではないの早々に辞めたほうが・・とうすぼんやり思い出すころには、お客さんのじいさまばあさまと仲良くなって話すのが楽しくなってたり、天気がよい日に自転車で気持ちよく漕いでるうちにお客さん宅を通りすぎてしまってたり、子供や旦那と離れて持てる1人の時間の気楽さに、これも悪くないかなー・・と思うようになっていたりするのです。これもあの乳酸菌の作用なのか。


普段、親族以外のじいさまばあさまと話す機会なんてのはそうそう無い世の中となりましたが、ただ話すだけで昔モテたんだろうなーと容易に想像できる粋なじいさまや、今まで緑(カロリー控えめタイプ)のヨーグルトカップばかり7個頼んでいたけど、単色だけだとなんだか寂しいから今後は7個のうち差し色でピンク(いちご)のヨーグルトを2個ちょうだい、つうオーダーをしてくるお洒落なばあさまがいたりします。もし近所の公園なんかでそこらのじいさまばあさまと話せるチャンスがあったら話してみてください。あの人たち話長いし1つの話題を何度も繰り返しますが、やっぱり面白いです。