サンリオの不思議。

私の世代?としてどう説明するかと考えた時に、華原朋美さんがカナギリ声をあげてるのを和製マライアキャリーと囃したててた頃って感じに答えるのかなあ、といったところなのですけど、浜崎あゆみさん風にいえばその頃の僕らといえばみんなキティーちゃんもってたよねなテイでみんながみんなキティーちゃんグッズを持っていたんです。今でもあるのか解りませんけど、その当時は椎茸の”かさ”にまでキティーちゃんが焼印みたいに付いてたっつう、ちょっとネジの飛んだ時代でありました。俺の友達だいたい友達。


なのですけど、私、小さい頃は親に勝手に持たされはしたものの、自分ではサンリオものに一つも愛しさも切なさも心強さも感じた事がなくって、午前2時は眠れないし苛立ちがドアを叩いてたんです。夕飯も食べずにダイエットフードなお友達にウンドンチュードンチューノオウわーかってぇーよちょっとお!とキティーちゃんのかわいさを説かれてもさっぱりドコがいいのか解りませんでした。

コレがソレ
それが不思議な事に、最近以前にまして周囲の”モノ”に興味を持ち出した娘を連れて行った東急の中のサンリオショップで、なんとなく立ち寄った時に『ウサハナとかいうキャラクターの小物入れを手にした娘』を見て『そんな小物入れをお気に入りにする娘・・(ぽわわ 』と思ってしまったんです。不思議ー。で、買いました。その小物入れは実際のところ『この小物入れにチョコレートつめ放題で399円』つうヤツで、チョコレートを見るとまんまるやらハートやらいろんなカタチがありました。子供は騙されましょうが、私は騙されません。ピースを厳選して、途中途中フタを閉めては余裕を確認し、パズルのごとくぎっちぎちにはめ込んで入れて帰ってきてやりました。ちょう店員のお姉さんに勝った気分です*1


娘の前で小物入れをかぱっと開けてやり、娘は小さい手でそっと小さなチョコレートを選び、包み紙を取ってはじめてのチョコレートを口に運びました。ママンも大好きなチョコレート。どうかしら。


『・・・んまあー (にっこり 』



そうだよねー。チョコレートは幸せを運ぶよねー。

*1:迷惑な勝負です