自転車でおいでよ

我が家は散歩好きな家族なので、今のところ自転車を所有していません。ですが娘も米一袋の重さになりましたし、起きていれば騙し騙し歩かせもできるのですけれど、眠られるともう大変。そろそろ抱っこして歩くのも正直つらくなってきました。


今日も本当は公園に行ってさらっと帰るつもりが、途中で寄ったおもちゃ屋さんにあくまで”娘が”欲しかったおもちゃがあって『わ!探してたんだよ!旦那さんに承認もらわないと!』とメールして返事くるまでうろうろしていましたが、どこでも上司(旦那)の承認てのはすぐもらえないものですね・・。待てども承認が降りてこないので、部下(娘)がまだですか、まだですかもう外回り出たいんですけどと身をよじらせて騒ぎ出し、二度手間で店に戻ってきたくないから時間かせいでんだけどなあと思いつつも、収まりがつかないので一度家に帰ってきてPCを起動させましたらばメッセにて『さっきの話だけど買っていいよ。携帯で返事できなくてごめん』と途端にあっさり返ってきました。働いてた時もこういう人がいましたけどメッセで返事できて携帯でできないってどういう状況なのでしょうか。承認取れたのでべつにいいのですけれども。も。


・・はっつ。暗黒面に落ちるトコでした。そうでした、自転車が欲しいなあって話でした。確実に欲しいのですけれどもうちの街は自転車が多くて、休日なんかもココは中国ですかってぐらい集団で走り抜けていく道があったり、自転車の無断駐輪とかで道が狭くなってたり、アーケード内を降りずにリンリンリンリンけたたましくベルを鳴らしながら通る人とか見ると、乗りたい気が失せたりしまして、娘抱っこしてて重いなあとか思うと自転車乗りたいなあとか思うし、塀の上で猫がひなたぼっこしてるのを見ると矢野顕子の『自転車でおいでよ』とか思い出して口ずさみつつ歩きながら自転車やっぱ買うかなあ、でも迷いながら歩くのも楽しいなあとかうだうだやるのも嫌いじゃないなあ、と歩を進めながらやっぱり今日も歩いて帰ってきてしまうのでした。自転車購入もかれこれ半年以上承認待ち案件です。定期的に申請し直してるんですけれどもね。ね。