本を読む人

酒は呑んでも呑まれるなみたいなものは、本にもあてはまると思うのです。本を読んで世界を知った気になって、世界に絶望し、本でなく目を閉じてしまった人を、私は本に呑まれてしまったのだと思っています。本はなんでも教えてくれますが、それが全てではありませんし、正しいものでもありません。本は本です。あなたの口から誰かが書いたわけ解らん屁理屈を聞かなくたって知りたきゃ自分で図書館行って読むわよ。本の言葉を得る代わりに自分の言葉を失うなんて愚か過ぎる。わかった気になるなばか。


という昔の喧嘩をビール飲んでたら思い出しました。哲学なんて凡人が生きていくならへー面白いねーぐらいで止めておいたほうがいいと思っています。私も言葉あそびこのぐらいにしとこ。