似合わせコース。

今日は庶民なのでホットペッパーもって、駅前のヘアサロンまで『えーだってこんなしてくれて安くなってるから』ってことではじめてのお店にいったのですけれど、こんなしてくれるっていうサービスがその名も『似合わせコース』です(ジャッジャジャーン(ガキ使))。担当スタイリストとの念入りなカウンセリングによって、カットしたり、必要によってカラー入れたりパーマネントを当ててみたりして、あなたに似合う髪型を提案してくださるんですってどうこれ奥さんすごいわ。それでプラス肩〜頭にかけてのハンドマッサージ付き。そんなですからお芝居のチケットを握りしめて劇場に向かう北島マヤみたいに白目むいて行ってきました。


出来はですねえ、まあまあよいですよ!芸を持たない寝起きの矢野顕子みたいで。ゆるーいウエーブのね、秋らしい髪型になりました。で、わりと私って美人なんですけれど、店の中でもこちらに座ってくださいだのあちらに座ってくださいだの一人ものすごいアピって世話妬いてくる男とかいて、正直すっごい困りました。私が特に何をしたってワケでもないんですけれど、周りの人たちがほっといてくれないっていうか、不思議とモテちゃうんですよね。もーほんと人妻なのに困っちゃいます。


そんなこんなで美人がよけい美人になったもんだから家まで帰ってくるの大変でした。まずお店の人たちがあんまり美人なんで家に帰してくれない。もう仕方ないから大人の解決をしましょうって、はした金とカジキマグロだして帰してもらいました。私にはたまに松方弘樹が憑依するんです。だもんで、ずーっと帰り道は笑いながらハンケチでおでこの汗ふいて歩いてたんですけど、ハンケチごしにも美人なのが解るのか前を歩いてた人たちが、サーッと左右に寄って道を作ってくれるんですよ。みんな自分に自信がないから私みたいな人には近寄れないんだよね。これだから美人でモテは困る。




とちょっと書いてみましたが、美人美人モテモテ書くのって、ほんとに美人モテになったみたいでなんか楽しいですね。ほかの人にはネジ飛んでるようにしかみえないだろうけど。ちょっと布団かぶって泣いてきますっていうか晩飯の用意してないかった!!