目は口ほどにモノをいう

『ほら、ディズニーシー行きたいんだってさ。』と最近トルシエさんの通訳さんみたいに、娘の顔に自分の顔を近づけて旦那さんに伝える日々が続いております。ディズニーシーのCMが流れるたびに、娘がはたと動きを止めて黒目がちの今にもこぼれそうな大きな目で、画面をじっと見ているのです。ホントニ。で、その目が訴える何かを私が的確に判断して訳し、旦那さんに伝えてるワケですよ。別にね、私が行きたいわけじゃないんですよ。でもね周りのみんな*1はもう夏休み入って何回も行ってるわけですよーーーー!言いたいことも言えずにぃーーー(以降1フレーズ絶唱
セイラはそう思ってなさそうです 『屋内のアトラクションが多いから夏でも平気だったよ』(友達談)


それを聴いて(聴いてくれました)レアチーズプリンを手に持っていた旦那さんが『そうだなあ。行くようにしようなあ』と娘に言ってくれましたのですよ。娘は『んーまっ』と旦那さんに答えておりました。これは状況として『今食べてるおいしいの私にもちょうだい』て訳になるんですけど、私は『ほら出たんーまって。嬉しいときに言うんだもんねえ。』と訳しました。娘のうっかり出たディズニーシーに興味なさそうな言葉も、きちんと話の流れに沿って訳すあたり戸田奈津子さん並みの訳っぷり。それはもうハラショー。


うちは周辺が非常に娯楽に恵まれてるので、ヘタすると年末年始の帰省以外ドコにも行かなくてイイんじゃないか、とか旦那さんが思いがちになるのですが、これから夏休み10日もあるのに正直ドコも行かないで娘と旦那さんのお世話はこちらとしては申し訳ないけどキツイです・・・。私だってホントは旦那さんみたいに、仕事と休日を切り離して完全に何もしない日が欲しいです。でもそんなの麦茶の一杯冷蔵庫からポット出してコップに入れられない旦那さんと、オムツも取れてない娘がいますから絶対無理だと解っていますし、だからせめて非現実的なところにでも行きたくなるんですよ・・・・とお母さんが思ってるよと娘の目が言ってます旦那さん。

*1:女の言う「みんな」は大抵2〜3人