やさしいひとたち

さっき娘連れて近所のドラッグストアまで買い物にいったんですけど、そこはいつも自転車でくるお客さんが止めているせいで、ベビーカーで行くと入り口が非常にはいりづらい。それでもなるべくぶつからないように、徐行徐行・・・。と気をつけてはいたんですけど、やっぱりぶつかって自転車倒しちゃった。

あららーと倒れた自転車を直しはじめましたら『大丈夫ですか』といって手伝ってくれたくれた人が、速水もこみちさん似パンクお兄さんで鼻と口がチェーンで繋がってて腕にタトゥ入ってました。ひなの似の彼女のスカートの裾ががほつれてるとか通り越してちょっと怖すぎるから買ってあげて!な感じの二人に助けてもらいました。この2人はすっごいシアワセになってほしい。ドブ川でお金見つけるとかラッキーな事が起こりますように。


子連れで街を歩くと、そうでない時とまた違った世の中のやさしさに触れられて新鮮です。


公園に散歩に行ったら鳩に餌付け(ホントはダメ)してるおじさんがいて、娘は鳩が好きなものですから、ととーっと寄って行きますと『コレを鳩にあげなさい』と食パンの切れ端をくれました。聞くと奥さんに頼まれておつかいに出て、ちょっと公園に寄って『一枚くらいいいだろう』と鳩にあげてるらしい。


そうなんですかーなんてぼんやり相槌をうっていたらおじさんがいきなり騒ぎだしたので、何事かとそちらをみたら、おじさんその食パンの袋をちゃんとに閉じてなかったみたいで、もうおかしな数の鳩が残りの食パンに群がって食い尽くしているんです。情けない顔で『それはおかあさんの分だよ、あー。あー。』とか言ってて周りの人たちとクスクス笑って見てました。サザエさんワールド!そして時は動き出す。


また人間観察してると、大体の若い二人は無邪気に『かわいーですねー』と声をかけてきます。変な意味じゃなく、親でもないのに子供に興味のある男の子が意外と多くてびっくり。彼女より先に娘に興味を持って『ほらほら』と話の種にする子を観ます。多分まだ結婚とか子供とか先の話すぎて他人事に感じてるからか、子連れ家族に対して意外と余裕のある接し方をしてきます。


逆に面白いぐらい見てみぬフリするのが35〜40あたりのお二人。特に男の方であからさまに目をそらす人がいて、旦那さんと二人でその人を思うとせつなくて笑ってしまった事があります。彼女に追い込まれてるんでしょうか。結婚とかコレばっかりはタイミングですかんね。


ちなみに婚姻届出したからって役所から『おめでとうございます』と言われるだけで、粗品*1はもらえません。おめでとうございますって書いてあるボールペン2本くらいもらえるんだと勝手に思ってました。役所のセンスで作ったもんなぞ、もらってもイラネーよって絶対思うけど、でももらえると思ったのに!行政のけちんぼ*2

*1:生活百科とか写真入れるアルバムとかペアマグとかグリーティングカードとかそういうの

*2:周りの人に聞いたらみんな解ってました。えー。