城咲仁さんが語るホストの接客ぶり

私のお友達に何人かお友達で水商売を生業にしている子がいたりしまして、この手の話がやってるとついつい見てしまったりしちゃいます。なんとなく薄笑いを浮かべて見ちゃったりするんですけど、城咲さんの言うとおりあの方達ってホント徹底して相手に合わせてて、ってなんでそんな風に思うかって元ホストさんとお付き合いした事があるんです。

今の旦那さんもこの話は知ってるから書いちまいますけど、その人が私と知り合ったときにはホストを辞めていて、某電気屋さんの販売員でした。背は低めでしたけど確かにカッコイイ。ホント私が相手でいいんですか?ってぐらいで、でもまあ何度か会っていろいろ話してせっかく交際の申し出をいただいたし、誰とも付き合ってなかったので断る理由も無くお付き合い始めました。そのときによくお互いゲームとかネット見るのが好きってのを話してたかなあ。


で、私の部屋に来たときにひと落ち着きした頃、彼がおもむろにバックから出して『そうそう、コレ持ってきたんだけど』って渡されたものを見ますとですね。


ダブルキャスト

ダブルキャスト


『なにこれ』『しらない?俺好きでさ、ちょっとやってみて欲しいんだよね。』ときました。皆さんご存知でしょうけど、さくっと話すと大学の映画サークルで卒業制作作品を作ってたらヒロイン死んじゃって、ちょうど同じ時期に主人公の男がオーバーオールで一人称僕ドンさらに倍で記憶喪失な女と知り合って、その女を代役に撮影再開するんだけど今度は周りの人がだんだん死んじゃうっていうどうすんのよ俺(オダギリ)ゲーム。


『でこれやってどうすんのよ(俺)?』『どんなエンディングになるか見たいんだよね』とさらにきました。えーちょっとなんかそれなになんだろ。もしかしてエンディングいかんでは打たれたりすんのかな、とかいろいろ思いながらゲーム始めました。エンディングは覚えてないんだけど、確か誰も助けられなかったみたいな話だったと思う。『あれ、早く終わったね』『そうだね。ああいうエンディングもあるよ』と言いながらディスクをさっさと片付け始める彼。『あれでよかったの?』『んー、まあ。』なんだよ!なんかあんのかよ!


結局、この日からしばらく連絡がなくて次に会ったときは『久しぶりだから嬉しくてプレゼント買ってきた』って本をくれたんです。で渡された袋から出しますと。

2ちゃんねるマガジン(だったか読本だったか)』

『なにこれ』『え、おもしろいから買っちゃったよ。コテハン説明とかあるよ』ときました。意味がわかりません(ヒロシ)。てか買っちゃうかよ。


確かにゲームも掲示板に書き込みもするとは言ったんですけど、私がしてたのはスーパーロボット大戦アーガマダンバイン乗っけてたりで、2ちゃんもガイドなんか読むほどはまってねーからコテハンとかおめでてーなw(←懐かしい)っていう感じで、何回かそういう『なんかなあ。』みたいなことがあって、最終的にはこちらからお断りしました。


これを多分城咲さんとか売れっ子さんがやると、ちゃんとスパロボ持ってきて『かちゅ使って鯖に負担かけないようにインストールしてあげるよ』とか言うのかなあ。接客業って難しいですよねー(ねじ伏せるように終了)