許されない2人っぽい2人を見たよ

『プライスレスな遊びしようと思うんだけど暇なら遊ぼうよフゥーー!』
とメールしましたら『オーッケーィ公園行きまフゥーー!』と返ってきま
したので近所の公園に遊びに行ってまいりました。
日曜とあって小学生くらいの子も遊んでいて、大人の人も犬の散歩に来て
いたり平日とは違ってにぎやかでした。


しばらく遊んでおりますと、ギャルな彼女とヒプホプな彼氏という若いお2人
が公園に入ってきまして、ベンチに腰を下ろして彼はおもむろに煙草に火を
つけ、彼女は隣で静かにペットボトルのお茶を持って辺りを見ています。


へえ、若いのに何も無いとこにくるんだなーなんて思いながら、こちらは
こちらで娘達を遊ばせていてそれきり気にもしなかったのですけど、娘が
どこぞに向かって『まいまーい まーいまーい*1』と手を振っているのです。
一緒に遊んでたお母さんの娘さんもニコニコと同じ方向をみて笑っていま
すので、なんでしょうと目を向けたら先ほどの若いお2人がこちらを見て
ホントに子供好きそうな顔をしてるんです。でまたギャルな彼女が小さく
手を振ってくれたのがかわいい。


子供を持つと相手がホントに子供好きで笑いかけてる顔か、付き合いでして
る顔か解るようになるから不思議です。
その後お二人はしばらくして公園からどこかに行ってしまったんですが、去って
いく後ろ姿をなんとはなしに見送りながら『・・・子供好きそうだったね』


『うん。結婚したいのかな。あのくらいって一回思っちゃう歳だよね』
『ね。許されない2人とかなのかな』
『外見で見られちゃうことを解ってて、でもそういう格好し続けちゃうんだよ』
『2人でやっていく自信があるって企画書はできてるんだよね。でももう少し
大人の目からみたら誤字だらけなの』
『そうそう時間たってから冷静に見返すと恥ずかしい企画書なんだよね』
『でも振り返ると今までで一番熱く考えてた企画書なんだよ』『ね』『ね』






『やーーーん せ つ なーーーーい』 ←バカ。

*1:バイバイと言っているつもり