音楽は、ひとつの世代だけのものではありません。

真夏のフェス時期に幸宏さん周辺でもhttp://www.world-happiness.com/summary.htmlなるものをやるらしく、コンセプトによると”2世代〜3世代の親子や仲間たちが一堂に会して、一緒に楽しみ、そうして絆を深める場所。小さなお子さんが気がかりで、このようなイベントに足を運ぶことに躊躇(ちゅうちょ)しがちだった若いお母さんやお父さんたちも安心して参加できる施設も配備します。”とありまして演者さん方をみると幸宏さん周辺がコンパクトに集まっててちょうステキ。

しかし運営さんは真夏の空の下で子連れの親が躊躇しない設備って、どんななの用意すんだろか想像がつかない。そんでもって演者さんが幸宏さん周辺だからすんごいクセのある人たちなので、子供が喜んで場を楽しんでる想像がつかない。楽しめないと思うんだけど・・どうなんですか?世間のYMO好きが家族の中にいるご家庭は。うちは楽しめる自信ないなあ。帰りたがる子供に一生懸命細野さんを『あっ、ほらアンパンマンがベース弾いてるねえ』て誤魔化すぐらししか浮かばない。そりゃもう観たいですよ。パシフィコ横浜のだって『以心電信』の動画見たとたんに行けなかった事を後悔したぐらいです。だけど子供が小さいぶんには野外ライブを楽しむって私は躊躇するなあと思った。行く人もいるだろうけど真夏の空の下じゅうぶん気をつけて楽しんできてね、としか言いようがない。じゃあどうしたら良いんだろうねって親子連れ側の目線で考えたらとにかくトイレの数を出来る限り多くすること、着替えが必要な子のために洋服やオムツが買えるとこ、飽きた子用の遊ぶ場所、は最低あったらきっとみんな幸せになれるでしょうね。どうも授乳室多めに用意しただけで運営さんが満足してしまいそうな気配を感じるんだけれども・・。雨でもやるっていうしどういうつもりなんだろ。それにしてもなんでそんなコンセプトなら10月ころとか過ごしやすくなってからにしなかったんだろ。と不思議な気持ちでだろだろ言ってばっかですけど、きっと”子どもと暮らすこと”に目を向ける”ファッション”なんだろうなあと感じました。親子連れを取り込む相手に選ぶってすごく難しいことだと思うので、成功したら今後の野外ライブのカタチによい影響があるでしょうね*1

リンク先に”音楽は、ひとつの世代だけのものではありません。”て目をとめさせる一文があって、心意気は解るんだけれど、だからってその言葉に簡単に乗っかっていいってもんでもないと思うんです。状況によって引くところは引かないとと私は思うのです。


◆すんごい後悔したパシフィコ横浜公演。

*1:この界隈は成功してなくても成功したっていいそうだけれども