「文を短くする」を実践してみよう。

米光一成さんのブログで『一文を短くって言うけどさ1』とおっしゃっているので、ちょっとやってみました。

※※課題※※

お皿ひとつひとつに、それぞれ、ハムや卵や、パセリや、キャベツ、ほうれんそう、お台所に残って在るもの一切合切、いろとりどりに、美しく配合させて、手際よく並べて出すのであって、手数は要らず、経済だし、ちっとも、おいしくはないけれども、でも食卓は、ずいぶん賑やかに華麗になって、何だか、たいへん贅沢な御馳走のように見えるのだ。


※※回答※※

用意したそれぞれの皿にハム、卵、パセリやキャベツなど台所に残った材料を手際よく盛り付けていき、味は少々劣るけれども、彩りがよいのでそれなりに贅沢なご馳走に見えるのだ。


こんなカンジでしょうか。
実際に家事をやっている私がこの文章から雑音を除いて短くした箇所は、やはり材料の部分です。後の”彩り”て言葉に持っていくならハム=赤、卵=黄、パセリ=緑の3つだけ名前を出してあとは”など”でまとめていいと思うのですけど、出来上がったご馳走の量感を出すために”パセリやキャベツなど”という表現を使いました。


・・・女優の藤田弓子さんが以前に『理想のおかあさん』として名前が挙がる女優さんで実際にお子さんのいない方が多いのは、お子さんのいる女優さんが当たり前だと思って演技にしない”しぐさ”を経験していないため、それを”演技”できるから芝居の上でお母さんらしく見えるんだという話をしていました。


実際お題の文章のほうが『考えて、でもね手際よく頑張ってつくったのー』てなんか節約頑張ってるカワイイ若奥様の様子を想像できますが、私の回答は今日も『ヤレヤレだぜ(ディオ)』な味けないご飯作りを想像されると思います。どっちかっつったらお題の文章のほうをいつもありがとうって抱きしめたいでしょ。いいもん。どうせいいもん。


とか書いてますが今日の晩飯の献立がまったく思いつきません。<追記>
そんでこの米光さんのエントリにトラバしてる方々と私のエントリを比べるとyasさんとこで見かけた『人気ブロガーになるためには』のヒントになるんじゃないかしら。ココで真面目に答えてみちゃう人=人気のない私、面白いことが書ける人=人気ブロガー。場を楽しまなきゃいけなかったのですね・・。よくでてるなあと思いました。