いつでも帰れる実家のような個人サイト

いつか書きたいなあと思っていた話をちょうどid:yas-toroさんがチェクしてらっしゃいました。

懐古趣味になってしまうかも知れませんが、個人サイトのあのまったりとして、いつしか本来の趣旨から脱線していい意味での馴れ合いの場としていたあの掲示板はもう今はないのでしょうか。

私には今でもありますよ!そこはいつでも帰れる遠さだからこそ、なかなか帰らない実家みたいな感じです。でも帰れば誰か必ず居るし、いろんな年代の*1いろんな職種のいろんな趣味を持ったものすごい味の濃い人ばっかりで勉強になるし面白い人ばかりです。で、その掲示板の仲間がほんとにあんまり面白いのでブログやってみなようと声をかけてみたんですけれど『いや、でも、ココがブログみたいなもんだよね?』とレスポンスがあって、確かにそうだわと納得してしまいました。出入りする人数が決まっている個人サイトは、そういえばブログとあんまり変わらないです。


ここでブログを始めるまでは、ずっとそこで音楽やらTVやら映画やら雑談やらの話をしていたのですけれど、そのせいか私の文章はブログに場所を変えても掲示板の長文レス程度の長さでしか書くことができません。どうしてもある程度長くなると削ってまとめに持っていくクセがついてしまっています。読む場合でも同様でして、あんまり長いとよっぽど惹かれる話題で無い限り要点読みしてしまいます。


しかし、このあいだどこぞのブログで議論してるのを見かけましたら『長文で書くほど誠意が伝わってきますからどんどん書いてください。短い文の人は通りすがり程度にしか判断しません』て人がいて、ええそういう考えもあったりするんだ?と思いましてそれから郷に入っては郷に従えとばかりにちょっと自分でも頑張ってみてるんですけど、でも私にはあんまり長文な人って*2まあまあでもでも誤解を恐れずに正直な気持ちを言わせて頂くと、あんまり長文を書くのは不思議と負けた気分になってしまって、ええとその負けたってのは、だからあんまり長文の人はただの纏め下手な人にしか思えなかったりするのですよね・・。*3ああごめんなさいごめんなさいいろんな考えの人がいるなと思ってくださいな。


ではそんなことも思うような私が、なにゆえどうしたっても掲示板より長文になってしまうブログを始めたかというと、一番は『毎日何か考えたり、続けてみること』と、何をどういうわけか『私はここで十分かわいがって貰ってきたわ。この掲示板から他所へ出たら、私の書きものでどのぐらい読んでくれる人を楽しませる事ができるかしら』と思ってしまったことがきっかけになります。だからあえて掲示板の全員にはこの『塀までひとっとび!』の事は教えていません。なにその何様だかわからない恥ずかしいチャレンジ精神!意味わかんない!ネジ飛びすぎ!そりゃあもうリピーターさんが居てくれる事は大変嬉しい事ですけれど、まずは1度読みにいらした方がどう思うか、1度でも読んでくれた人がその時に面白く思ってくれたらリピーターさんになってくださらなくても私としては大成功だったりします。そう思ったりするところも掲示板で遊んでた影響だったりするかなあと思います。はふー。今日はお母さんがんばった。

*1:つってもまだイケルと思ってるオッサンにオバサンばっかだよね。ガタガタですよねゲラゲラ

*2:もちろんモノによるのですけど

*3:ほんとに『モノによる』のと『あんまり』がポイントなのですけれど