昔のレンタルレコード店てのはね

友達から『あそこのレンタル屋さんつぶれちゃったのよ』と聞かされて、ええーそうなんだとちょっと驚いたのは、その昔よくお店に遊びに行っていたからです。私が小学校高学年だか中学校入りたての頃だったかにできたそのレンタルCD屋さんは、レコード、CDの他にゲームソフトもレンタルしていて、料金は1時間100円。コレをさびれた旅館にあるようなお金入れて観るTVに投入してプレイするのです。今考えるとえらい散財ぶりに子供の無知さって怖いと思うばかりなのですが、そんな無駄をしてまで何をプレイしていたかといいますと


TMネットワーク  ライブ・イン・パワーボウル』


という迷作です。ゲームの内容はですね、世紀末に宇宙衛星が爆発したかなんかで地球が滅んじゃうんですよ。で、主人公がパソコン1台持って過去にトリップして、そこでTMネットワークの3人と出会い、未来でおまえら死んでしまうからここいらへんで何とかしないとと3人の助言を受けながら、ミニゲームしながら、ミニゲームしながら、ミニゲームしながら地球を救うんです。救う手がかりがTMのレコーディングスタジオの中にあるっていう・・・。


で、TMからこっち来いとか呼ぶときは散々てっちゃんに指示されるんですけど、私から何か知りたくて寄っていくと『今レコーディング中で会えない』みたいな事言われて、それでも木根さんには会えてどうでもいいシャレとか聞かされて、ひたすらウツに『がんばれ僕も応援しているよ(棒読み)』ってお前もなんかしろよっていう確かひたすらええーって思うゲームだった気がする。ひとえにTMが自分を応援しているよってのが楽しかったゲームだったと。


でこれが当時結構何が人気だったのか貸し出しされてて、なかなか借りれないうちに飽きて結局クリア出来ずに終わったと記憶してます。というか今の今までそんなことすら忘れてた。本人達も出したこと忘れてるんじゃないかしらというナツカシ話でした。