快楽亭ブラックさん「立川流」除名(日刊スポーツ)

この方2000年には芸術祭優秀賞をとってたり映画のコラム書いてたり
していて、お顔も良く見かけるんですが詳しくはなくて、これをきっ
かけにいくつか記事を読みましたら全ては生活するために、過去には
お師匠さんの通帳からお金くすねたり(この時は破門したけど後に復
帰)、競馬だの何だのやってみたけど上手くいかずそれをサラ金で穴
埋めしたりで借金を2000万にしてしまい、嫁さんには愛想つかれて離
婚、今は弟子の家に居候しているとか。


借りた相手がナニワ金融道のハイバラさんだったら前髪フウフウしな
がら「何やってんですか」って言われてそうな人なんですけど、破門
でなく脱会扱いってところに「ああこの人もこういう事しちゃう人に
多い、憎めないタイプなんだろうな」と思いました。


私の知人にもこのようなどうしようも無い人がいまして、普通に暮ら
していれば生活できるハズなのですが、必ず連絡があるといつもいつ
もお金が無くて貸してくれないかという工面の電話です。それが聞け
ば1000円とか500円とか。きちんと返済してくれるし、以前はかわいそ
うで工面していたのですけど今の旦那さん*1が『それは相手のためにな
らない』とそれから電話が来ても断る事にしました。電話がきても
『ごめん、お金ないんだ』というと『わかった、ごめん』と意外とあっさり
電話を切るものですから、余計その人の生活が心配になってしまって
仕方ありません。


でもこちらの心配もなんのその、そういう人はどうにかして生きてい
るんですね。夕刊フジの方でブラックさんがインタビューを受けていて
印象的だったのが、にっちもさっちも行かなくなって明日を悲観した
ものの『死ぬのは度胸がいります』と自殺は思いとどまったそうです。
これがその知人の気持ちを代弁込みで言っているように思えて、な
んだか『そっかあ』と妙な気分になりました。


ブラックさんは来年一杯で返済を考えているようですが、知人にはそんな
才能もありません。この間簡単な流れ作業の仕事ですら面接落ちてたし・・・。
今どうしているやら、とやはり心配に思ってしまいます。

*1:てのは誤解されますね、ワタクシ初婚ですから